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オーリス(非破壊探査システム)

オーリスとは

構造物や転石、岩盤などを破壊や掘削調査することなく探査対象物の表面から地中部の大きさなどの形状寸法や内部に生じた亀裂位置を簡便に検知出来る新しい非破壊探査システムです。

 

また、オーリスとはAsunaroAoki Ultorasonic Reflection Integrity Soundinng(青木あすなろ超音波反射波健全度探査)の略称です。AURISはラテン語で「耳」という意味があり、探査内部の音を聞く“耳”に掛けて付けた名前です。

 

本システムは、青木あすなろ建設株式会社によって開発されたものです。

※「オーリス」の名称は商標登録しています

オーリスの特徴

●計測機器(重量約6kg,サイズ360×260×116mm)
●受信センサー(直径1cm 高さ4cm)
●鋼製ハンマー

  • 持ち運びが便利な携帯型機器を本体としたコンパクトなシステム機器です。
  • コンクリート構造物・鋼構造物・転石・岩盤・グランドアンカー等の形状寸法や内部に生じた微細亀裂幅の亀裂位置を探査することが可能です。
  • フーチングなどの既存構造物が介在する場合でも基礎杭などの探査が可能です。
  • 探査震度は1mからの探査が可能です。コンクリート構造物では70m、鋼管では160mの探査深度実績があります。
  • システム本体の表示図が明瞭であり、高い探査精度が可能です。

多様な探査対象物

  • コンクリート構造物
    場所打ち杭・RC杭・PC杭・PHC杭・ケーソン・ダム等
  • 鋼構造物
    護岸鋼矢板・H型鋼・鋼管杭等
  • グラウンドアンカー
    PC鋼棒・PC鋼より線
  • 木杭
  • 転石・浮き石
  • 岩盤

オーリスの探査方法・原理

対象物の表面をグラインダーで平坦に整形した後、表面を鋼製ハンマーで打撃します。これによって内部反射した弾性波(応力波)を表面に設置した高感度センサーを用いて、機器本体の画面に表示させます。表示された反射波の伝播時間から形状寸法や内部亀裂位置が特定されます。

探査概念図

オーリスは従来の衝撃弾性波法と異なり、高周波数領域で共振周波数をもつ高感度センサーを用い、反射波の中から亀裂幅に応じた特定の周波数範囲を選択し抽出することが特徴となっています。

オーリスにより亀裂(端部)からの反射波伝播時間Δtを得て、調査対象の弾性波速度(Vp)を別途設定出来れば、L1=Δt×Vp/2よりL1(L)が得られます。なお、Lが既知の場合には、端部からの反射波伝播時間ΔtとLから、Vp=2L/Δtなので、このVpを先の式に代入する事によりさらに正確な亀裂までの長さL1が得られます。

RC杭の探査実験

 

RC杭(5m)の端部からオーリスと従来の衝撃弾性波法により比較探査を行いました。オーリスの反射波は従来の衝撃弾性波法と比べて明瞭であることがわかります。

 

探査適用例

協会名

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